研修医時代の2年間は貴重やりたいことは何でも挑戦すべし!

オペを行う宮崎医師。産婦人科医になる前は「外科系にも興味があった」と話す通り、手さばきも鮮やか。研修医の先生が立ち会うオペでは、どんな手順を踏んでいるのか丁寧に説明しながら行う。

――――研修医の先生方を受け入れる際に心がけてることはありますか?

比嘉

自分の研修医時代を振り返ると、各科を回る時は医療の知識を学ぶというよりは、いろいろな先生方の下で患者さんとの接し方やがんの告知の仕方をはじめ、合併症が起きてしまった時の患者さんや家族の方への説明などがすごく勉強になりました。なので私も研修医には「先生によっていろいろな対応や説明の仕方があるから、それをよく見て自分ならどれがいいか決めたらいいよ」と伝えています。

宮崎

確かに。がんの告知だけでなく、治療に対する考え方も先生によっていろいろですよね。

比嘉

宮崎先生は研修医の指導がすごくていねいだよね。教え方が一番うまいと思う。

宮崎

え、ホントですか?研修医を受け入れる時は、なるべく飽きさせないようにしようとは思ってますね。

比嘉

宮崎先生は手術もうまいし、今どんなことをしているかをちゃんと説明しながら手術ができるから、研修医は一緒に手術していてよくわかるし、おもしろいと感じてくれると思うよ。

我那覇

私は研修医の先生が今どこにいるのか、外来に付いてるのかなどの把握、心配りをするようにしています。もし分娩があったら、立ち会いたいと言っていた先生に声をかけて見学や立ち会いをしてもらったりもします。

――――最後に医師を目指す医大生や研修医の先生にメッセージやアドバイスをお願いします。

宮崎

研修医時代は、まずは救急外来や当直での対応がメインになってくると思うんですけど、僕は正直救急が苦手なところがありました。でも、その時に経験した初期対応が今でも現場で生かされていて力になっています。なので、救急での研修をしっかりがんばってください!

我那覇

救急の初期対応は大事ですよね。

比嘉

我那覇師長がおっしゃると説得力ありますね。私のアドバイスは、元々進みたかった放射線科の教授からいただいた言葉を紹介したいです。その先生から「必要ないとかムダだとか思い込んでいた仕事でも、一生懸命やっているとそれが自分のキャリアになるよ」と言われて、目が覚める思いがしたというか。産婦人科は最初の目標とは異なっていたけれど、初期研修の2年間でがむしゃらに勉強していたら、自分の中では大ヒットとなって産婦人科医になり、ここで力になっています。自分に必要なのはこれだけって決めつけずに、何でも一生懸命やった方がいいよね?

宮崎

確かにそうですね。ただ、僕も我那覇師長みたいに、例えば別の科でも勉強してみたいなという思いもあります。

比嘉

ハートライフ病院ってその辺が柔軟だからいいよね。

我那覇

本当にそう思いますね。

宮崎

研修医時代はありがたさに気が付かなかったけど、2年間いろんな科を自由に回れる研修期間って実は相当貴重だし、恵まれてるんですよね。

比嘉

その通り!研修医の特権を思う存分生かして欲しいよね。

我那覇

自分のやりたいことには何でもチャレンジして欲しいです。ハートライフ病院だと、自分が目指している科の先生方や看護師にも「こんなことがやりたいんです」って話しておくと、みんなが協力してくれてチャンスが巡ってきますよ。

比嘉

特に産婦人科へのチャレンジ、待ってまーす!(笑)

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