きらきら 創刊号

実習と業務は違う

でも先輩たちが丁寧に教えるから心強い

――――ハートライフ病院で働き始めてもうすぐ1年が経ちますが、入職前のイメージと違っていた点はありましたか?

島袋

やっぱり学校での勉強と病院での業務は全然違うということかな。私は今、整形外科の病棟にいるのですが、毎日バタバタしていて忙しいと感じることも多くあります。

波照間

うんうん、あるある。

川平

私は最初に配属された病棟でどんな業務をやっているのか全然分かりませんでした。それで、周囲に追いつこうと勉強したり、先輩たちに教えてもらって、ようやく今はいろいろとできるようになったかな。やっぱり実習と業務とでは、スピードや対応する内容が違うから焦ることも多いし。でも、先輩たちがいろいろと教えてくれるから心強いですね。あと年齢が近いから話しやすいのもいいです。人間関係に恵まれているな〜ってすっごく感じます。

波照間

私が最初に配属されたのは、血液疾患の患者さんがいる病棟で、実習で経験したことのない疾患だったから分からないことがたくさんあって、先輩たちが優しく教えてくれたから今では自信を持って対応できるようになりました。やっぱり先輩との関係が良好だというのは当たり!ですね。先輩たちと話しやすいのもいいけど、患者さんとも距離が近いのもいいなって思います。私、学校が福岡だったので、県外の病院で実習を経験したんですけど、向こうでは業務的っていうか、患者さんとお話することが少なかった気がします。だから、ハートライフ病院で働き始めたときに、沖縄の患者さんって気軽に話しかけてくれるし、方言もよく使うし。その方言がなんだか優しくて、あったかく感じて、患者さんと看護師との距離がとっても近くていいな〜って。そんなところが居心地いいし、ハートライフ病院に勤めて大正解!かな。

島袋

賭けは大成功?

波照間

今のところ大成功!(笑)

川平

ウチの病院って働く人同士が声をかけやすくて話しやすいよね。新人だとなかなか話かけづらいとかあると思うんだけど、少しでも困ったような様子でいると「何かあった?」ってすぐに先輩が声をかけてくれるし。たまに、患者さんも声かけてくれるよね(笑)。そういうところがアットホームというか、温かい雰囲気の病院なんじゃないかなって思うな。

波照間

看護師同士もアットホームなんだけど、地域の病院だから患者さんともアットホームで話しやすい。これって県民性なのかなぁ?お互いに上手にコミュニケーションが取れるって、患者さん自身もきっとうれしいだろうと思う。病気の時って不安に感じていたり、心細い思いをすることも多いだろうから。だからこそ近くにいる看護師の雰囲気が柔らかいと話しかけやすいだろうし、方言で話せる相手がいると想いが共有できるから心配事も少なくなるのかもしれないね。

新人合同研修でドキドキの初注射!

看護師免許を取って最初の難関、それは「注射の実技」です。先輩に指導を受けながら、新人看護師たちは順番に看護師役と患者役になりますが、針を持つ手や指先が震えてなかなかうまくいきません。なかには針のキャップを外すことさえも怖くて、固まっている人も…。それでも勇気を振り絞って新人同士で採血や留置針の挿入・固定の練習をしました。これからたくさんの経験を積んで、自信を持って「注射が得意です」と言える看護師を目指します!